健康長寿の神戸を目指そう!
日本人の平均寿命は、世界的にもトップクラスです。
ところが、自立した日常生活を送ることができる期間を表す「健康寿命」は、男女とも平均寿命より約10年短く、この10年間は、介護や医療が必要な期間となっています。
人生100年時代、「健康長寿」を目指しましょう。そのために大切なことは、「フレイル予防」です。
「フレイル」とは、年齢とともに心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい状態のことをいいます。フレイル予防の3本柱として大切なことが、「栄養(食・口腔)」「身体活動」「社会参加」です。
神戸市では、フレイルの早期発見、生活習慣を見直すきっかけと知識の提供を行い、高齢者の状態に合わせた取り組みを展開しています。
□ 元気な人・意欲の高い人には、ボランティア活動や趣味の活動などでさらに元気になるように
□ 要支援の人、フレイルの人には、フレイル状態等を改善し、
□ 要介護の人、外出が困難な人には、サポートによりその人らしい生活ができるように
以下の事業では、「栄養(食・口腔)」など、フレイル予防の3本柱について、学べる内容となっています。
【フレイルの早期発見、生活習慣を見直すきっかけと知識の提供】
◆市民によるフレイルチェック会
・65歳以上の方を対象に、フレイルに関する測定や講話を行います。
・フレイルについて講習を受けた市民サポーターが中心になって実施しています。
・市内各地で月1回程度開催しており、無料で参加できます。
「市民によるフレイルチェック会(神戸市サイト)」
◆フレイル予防支援事業
・65歳以上の方を対象とした、フレイル予防のための栄養(食・口腔)、運動、社会参加についてのアドバイスを行う参加費無料のイベントです。
・市内78か所で(中学校区ごとに年1回)開催しています。
「フレイル予防支援事業(神戸市サイト)」
【地域で介護予防に取り組みたい人】
◆地域拠点型一般介護予防事業
・65歳以上の方を対象に、週1回、地域福祉センターなどで、介護予防効果が得られる取り組みをすることで、自立した生活の継続につなげます。
・栄養士による食生活や栄養に関する講話など、リハビリ専門職、歯科衛生士、薬剤師、看護師等の専門職から、様々なことが学べるほか、体操やレクリエーション、給食など、地域によって特色あるメニューを提供しています。
「地域拠点型一般介護予防事業(神戸市サイト)」
【要支援の人、フレイルの人】
◆フレイル改善通所サービス
・65歳以上で、フレイル状態の方に向けた、栄養(食・口腔)、運動、社会参加の総合的なプログラムを取り入れた介護予防教室です。自宅で取り組めるプログラムの提案を行い、利用中から自宅や地域でのフレイル改善への取り組みが継続して行えるよう支援します。
「フレイル改善通所サービス(神戸市サイト)」